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安全な医薬品の使用のために

有効で安全な薬物療法を行うために、薬剤師が奮闘しています。

新薬評価、使用後調査

 新薬評価活動は病院薬剤師と協力して行っています。実際、医師から採用申請された薬で、主に外来患者に使用される内服薬等は薬局の方で調査をして資料を作成します。その資料に基づいて、医薬品の使用上の注意や、副作用など特徴を明らかにします。

 実際に処方される段階になると、効果や副作用のモニター活動が始まります。使用後調査をまとめるために、患者アンケート(調査用紙)を作成して、服薬指導時に新薬についての効果や副作用有無など必要な情報を収集していきます。

 薬によって症例数の違いはありますが、まとめではその医薬品が予想通りの効果を示しているか、副作用はどうかなど明らかにします。年度末に10薬剤くらいについて医薬品評価会議を開催して集団で検討を行います。医師にも参加してもらいディスカッションを行います。
 この会議は毎年3月に開催されていますが、2012年で29回目となりました。

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副作用モニター

 服薬指導時などで、薬の副作用が疑われたとき調査を開始します。副作用の可能性があれば症例をまとめ、薬局内での検討を経て、DI委員会で討議します。新薬での事例、重症例、添付文書に記載されていないものであれば、東京DI委員会、全日本民医連副作用モニターにも報告を行います。現場では副作用を防ぐためにはどうしたらよいかなどの情報共有を行い、安全性の確保につなげていきます。

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血中濃度解析(TDM)サービス

 ジゴキシンやテオフィリン、抗てんかん薬については医療機関と連携して薬物血中濃度を測定し、解析して治療に生かします。
実測値をもとに、年齢などのパラメータから、血中濃度予測値、濃度推移理論値グラフを作成して結果を返しています。

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