地域にねざした薬局をめざして。
地域保健企画の薬局は多摩地域に10薬局あります。いずれの薬局でも患者様の思いを大切にし、安心して薬による治療がうけられるよう最大限の努力をしています。非営利を基本としており、皆様方の要望に応えられるよう多くの薬剤師を配置しています。
患者様の経済的な負担軽減のために
私たちの薬局では安全で有効な薬物療法を行うことを大事にしており、また後発(ジェネリック)医薬品を積極的に使用するなど、患者様の経済的な負担軽減に応えるようにしています。加齢にともない、多くの診療科を受診すると薬の数が多くなり、どうしても飲み残しが出てしまいます。
医師にはなかなか言えないことも、薬局薬剤師が代わってお伺いし、その患者様の最善をつくすよう仕事をしてまいります。処方箋がある、なしに関わらず地域保健企画の薬局をご利用いただきますようお願いいたします。
当社の薬局では全国どこの病院・診療所の処方箋でも受付けております。処方箋の有効期間は発行日から4日以内となっていますので、出し忘れのないようにお気をつけ下さい。
FAXで処方箋を送ることができますが、その場合でも発行日より4日以内に薬局に処方箋をお持ち下さい。
薬剤師は処方箋に基づいて、お薬を用意し患者様にお渡しします。しかし、処方内容に疑義があった場合は、医師に問い合わせをして、確認することがあります。場合によっては処方内容が変更されることがあります。
医薬品は種類に関わらず、なによりも安全に使用する必要があります。したがって薬剤師は患者様の状況に応じて、お薬をお渡しするときに必要な事柄をお聞きし、それに基づいて薬の使い方服用方法、注意すべき副作用等について説明をしています。
あなたのかかりつけ薬局・薬剤師になります。
かかりつけ薬剤師をご希望される場合は、薬剤師が丁寧に説明をいたします。了承いただけましたら同意書に記名をお願いしています。
「お薬手帳」をお持ちの方は、処方箋と一緒に受付にご提示ください。
お薬手帳の目的
患者様が複数の医療機関にかかっている場合、他の薬局や医療機関でどのようなお薬が処方されているかをみて、薬の重複の防止、飲み合わせの確認、アレルギーや副作用が起きないかどうかを調べることができます。
災害時などに効果を発揮します。
東日本大震災など大規模災害時にはかかりつけ医療機関に受診ができず、手持ちのお薬がなくなってしまうことがありました。お薬手帳を持っていた方にはそこに記載されているお薬を別の医療機関において処方してもらうことができました。
薬剤師にとっても手帳の「ある」「なし」は大きな違いがあります。
患者様が他の診療科のお薬を飲んでいても、何のくすりかわからなければ薬剤師がチェックできません。病気が異なっても、治療のために同じような成分のお薬を渡してしまう可能性があります。患者様の安全につながることですので、ぜひお薬手帳を活用してください。(通常の薬局ではお薬手帳をもってきた場合の方が、指導料がやや安くなっています)
地域保健企画の薬局をご利用の方で、営業時間外に急いで相談されたい場合は、薬局にお電話下さい。時間外でも薬剤師が対応します。
ふくしま薬局では薬局製剤(自薬局で薬品を配合し販売できるくすり)を販売しております。市販薬と違い、余分なコストがかからないので比較的安価で良質なお薬をお買い求めいただけます。
また、病院から処方されたお薬との飲み合わせなども、患者さま一人一人の状態に合わせて販売させていただいておりますので、安心してご利用いただくことができます。
医師による訪問診療を受けている方に対しては、医師の指示により、薬剤師がご自宅に出向いてお薬の説明等を行うことができます。薬剤師が指導に関わる費用ですが、介護保険認定を受けている方は、介護保険で定められた額をいただきます。希望される場合はまず、ケアマネージャー、訪問看護師、医師、薬局薬剤師にご相談下さい。
薬剤師と話してみませんか?
地域保健企画の薬局では地域の講話活動を行っています。
例えば、地域で5~10人程度でグループを組んでいただければ、サプリメントや健康食品の利用の仕方、薬の副作用についてなどをテーマに、薬剤師がご希望される地域に出向いてお話します。お気軽にお問い合せ下さい。