調剤体験
◆多くの患者さんが来局するため、さまざまな工夫や、臨機応変な対応が見られました。役割分担がされていて、スタッフ間で声をかけ合うことで効率よく行っているように感じました。間違いがないよう何度も鑑査を行っていました。調剤の機械が高度なものが多かったです。実際にピッキングをさせていただきましたが、用紙に棚の番号が書いてあって探しやすい工夫がしてありました。
◆来局される患者さまがとても多く、待たせないため、粉薬、水剤、軟こうなどの処方内容が同時に送られ、数名で調剤を行い、調剤の時間を短縮できるというシステムがすごいと思いました。最新の分包機や軟膏混合機などの機器も充実していて、働くには非常に良い環境だと感じました。
服薬指導
◆服薬指導の時に、過去何回かの薬歴とどんな指導をしたかをわかりやすくまとめた紙があって、前回と違う薬剤師でもスムーズに情報提供できていました。薬について質問をしに来た患者さんにも、薬剤師さんは薬を見ただけで何の薬かわかり、患者さんが納得するまでていねいに対応していました。私も将来こういう薬剤師になりたいと思いました。お薬の飲み方説明書をオリジナルで作るなど、自分たちで何かをつくるという新しいことへ挑戦する気持ちを学びました。
◆薬歴を横目に見ながら、さりげなく不具合がないか聞いたり、副作用の説明をしていて、その患者さんと接するのが初めてだとしても、そう思わせない対応ができていてすごいと思いました。私自身は、処方箋に書いてある薬の効果や代表的な副作用がわからず、はがゆい思いをしました。1年後の国試に向けてモチベーションが上がりました。
◆話している間の患者さんの小さな反応を見て、不安に思っている点を敏感に察知して解消につなげていました。学校でシミュレーションをしても、ついつい一方的に話すだけになりがちだったので、上手く「会話」をしながらの服薬指導をしなければいけないと思いました。
◆安心感のあるアットホームな雰囲気で、患者さんのプライバシーも守られているので質問などもしやすいように感じました。私の見学時、出産を終えたばかりの患者さんが母乳への移行を気にしてどんな薬を使用したらだめなのかを質問していました。その時、いち早く行動し、DI活動により収集された資料を元に、患者さんに説明していました。DI活動を行っていることにより、患者さんにわかりやすい資料を提供し、指導できることはすばらしいと感じました。服薬指導を見学して、安心して薬をもらって行く患者さんを身近で感じ、はっきりしていなかった将来の薬剤師像を考える上で、たいへん良い経験でした。
DI活動
◆TDMについての会議に参加し、薬局で薬の血中濃度の数値を分析し、医師にフィードバックすることで、治療に積極的に関わっている姿が印象的でした。カンファレンスで何人かの患者さんに関する処方意図を確認したりと、医師との距離の近さを感じました。他にも禁煙外来に通われている患者さんに対する接し方を工夫したり、授乳婦が薬を使用した時の乳児への影響についての英語の本を和訳したり、みなで協力して取り組んで行こうという勉強熱心さが伝わりました。
◆このDI活動によってニフェジピンの添付文書に夜間頻尿の副作用がプラスされたという一例を聞き、現場の薬剤師からもこのように情報が発信できるなんて、すごいパワーのある会社だと思いました。
病院体験(立川相互病院)
◆糖尿病患者さん2人、肺がん患者さん3人のところへ服薬指導に同行しました。患者さんの話を聞き、うまく情報を聞き出していました。相手の話にうなずいたり、共感することが重要だな、と思いました。がん治療サポートチームのカンファレンスに参加できたことは本当にいい経験になりました。医師、薬剤師、看護師が参加し、医師から薬について聞かれることもあり、薬剤師は重要な役割をはたしていると感じました。
◆はじめての病院薬局体験でしたが、処方箋がひっきりなしに送られて来るので、とても忙しかったです。この時、シロップ剤の調剤、分包、血中濃度の計算と薬歴への記入など、実践的な作業を色々と体験させていただいたので、とてもためになったし、楽しかったです。ガン治療カンファレンスでは、医師・看護師の方々と一緒に、患者様一人一人について、それぞれの分野から意見を交換し合うところを見学させていただき、他の医療従事者にも必要とされているところに、病院薬剤師のやりがいを感じました。
◆注射剤が何十種類も並んでいて、1日に出る注射剤の処方箋の枚数が多いのに驚きました。ベッドサイドでの服薬説明は、学校の実習で行った時には自分がしゃべることに一生懸命で一方的な感じにしか出来ませんでしたが、実際には聞く方が大切、ということを感じました。疾患も1つではなく、複雑で注意するポイントが多いという点も実習とは異なり大変でした。
◆褥瘡回診の時には皮膚科の医師と認定看護師、病棟看護師との協力関係を目のあたりにしました。患者さんの患部はとても痛々しく、処置中も痛いのをこらえている患者さんもいらっしゃいました。一方で、改善している患者さんもいて、その時にはチームの人の顔が明るく和やかになるのを見て私もうれしくなりました。改善・予防をめざして、他職種とも協力しあえることがすばらしいと思いました。
在宅訪問
◆本日は5人の患者さんのお宅への訪問に同行させていただきましたが、1人1人まったく違う印象を受けました。1人の方は、どこが痛いとか何がほしいとか、自分から訴えてくる方で、私は大変だと思いましたが、後で「あまりお話ししてくれない方より、やりやすい」と聞きビックリしました。珍しい疾患の方もいて、私はこの病気でどういう症状が出るか全く知らなかったので、日々勉強だと改めて感じました。全体を通して感じたのは、やはり薬局より多くのことを患者さんがお話ししてくれるということです。その分対応も大変だとは思いますが、とてもやりがいのあるお仕事だと思いました。
◆患者さんのお宅でお話をすると、部屋の様子や薬の管理の状態や残り具合が把握しやすいので、細かい服薬指導につながるし、患者さんもリラックスできるのか、話がはずむ事もあって、心配事なども見えてきやすいんだな、と感じました。
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