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島野 清
 私たちは、東京の三多摩地域で9薬局を運営しています。20年以上も前から「有効で安全な薬物療法」を実現することを目標に、薬をあらゆる角度からとらえ、薬剤師として常に何をしなくてはならないのかという視点で業務を行ってきました。
 薬局の基本は処方箋通りに正しく調剤することから始まりますが、患者さんの立場にたって、要望や意見に耳を傾けることはもちろん、投与する薬剤が適切に使用されているかどうかを判断して対応することが薬剤師としての責務です。疑義照会も適切に行い、薬物療法上必要なことはきちんと医師にも伝達することも、正しい薬物療法の実践と患者さんの利益を守るために必要なことです。
 臨床現場には次々に新薬が登場してきています。製薬会社は薬を販売して利益を得ることを第一の目的としているため、薬に必要な情報が適正に公表されているとは言い難い状況もあります。その最たるものは薬害事件として表れています。日本の薬害の歴史はサリドマイドに始まり、血液製剤で引き起こされた薬害エイズ、薬害肝炎などが繰り返され、現在は肺がん治療薬イレッサの薬害裁判が行われています。私たちは薬害の教訓からも学び、医薬品情報活動の在り方を研究し、自分たちができるDI活動を模索して実践しています。私たちの薬局は民医連(全日本民主医療機関連合会)に加盟しており、薬剤活動においても全国の病院、薬局とのネットワークを生かした活動に参加しています。
 質の高い薬剤師業務を行うためには医療機関との連携も欠かせません。医師や病院薬剤師との合同の学習会にも参加をして臨床情報を学び、保険薬局での業務に生かすために日夜研修活動を行っています。
 薬学6年制も始まり、国民の薬剤師に対する期待も高まっています。医療人としての薬剤師の役割が一層発揮できるように力を注いでいきたいと考えております。
 患者や地域住民の皆様に対しては薬を通じて、何でも相談できる私どもの薬局利用を通じて、くらしや生活のお役に立てることを望んでおります。
 薬のことをたくさん勉強したいと願っている、薬学生さん、すでに免許をもっている方で私たちの薬剤師活動に共感できる方の入職をお待ちしています。
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